建築検査インデックス
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鉄骨建築物は完成までのプロセスを
モニタリングする時代に!

建築物の非破壊検査

 「UT」は、超音波検査のultrasonic testing(ウルトラソニック・テステング) の略称で、検査業界や建築業界の呼称は「UT」もしくは「音波」と言われて、鉄骨溶接部(内質欠陥を検出)の検査には小型・軽量の持ち運びが楽で、しかも検査記録が判りやすいUTが用いられています。
 また、UTを行う前に目視で調べる外観検査(VT=visualtesting)が見直され、溶接部だけでなく鉄骨製品の全体を目視チェックや簡単なメジャー、ゲージなどを使った外観精度検査を重要視されてきています。
 一方、建築主より委託されて調査・監視を行う検証業務もあります。この検証とは、使用鋼材など材料選定から建物完成までのプロセス(生産工程)をモニタリングするもので賠償責任保険に加入したAWA検査技術者(AWA認証機構)が行うものです。
 建築行政では安全性の高い良質の建物を作るため、今回の建築基準法の改正では、木造住宅から超高層建築物までを市町村の建築主事および公的確認機関の技術者が建築途中(2階の床が出来た時点)を建築確認申請に基づいて行う中間検査が義務づけられました。
 このように検査機器を使うUT検査と、簡便な測定器や目視による外観検査による自主検査と、設計事務所・施工会社の受入検査(第三者検査)によって実施する検査と、さらに行政による中間検査を行うなど二重、三重の検査システムになっております。