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大阪市財政局がこのほど発注した共同住宅5棟のうち4棟の建設工事費を調べてみた。
1)日東住宅第2期建設(大阪市浪速区日本橋東3丁目)は、
SRC造・地上14階建て、延べ床面積約13,269平方メートル、
落札価格は13億7,470万円。
予定価格は14億1,663万円なので、97.0%。
平方メートル当たり103,600円(坪当たり341,880円)。
2)大宮住宅建設(大阪市旭区大宮5丁目)は、
SRC造、地上14階建て、延べ床面積約9,569平方メートル、
落札価格は10億4,500万円。
予定価格は10億7,853万円なので、96.9%。
平方メートル当たり109,200円(坪当たり360,360円)。
3)敷津東住宅(1区)建設(大阪市浪速区敷津東3丁目)は、
SRC造、地上15階建て、延べ床面積約11,086平方メートル、
落札価格は12億2,400万円。
予定価格は12億4,662万円なので、98.2%。
平方メートル当たり110,410円(坪当たり364,353円)。
4)敷津東住宅(2区)建設(大阪市浪速区敷津東3丁目)は、
SRC造、地上14階建て、延べ床面積約7,979平方メートル、
落札価格は8億9,980万円。
予定価格は9億1,582万円なので、98.3%。
平方メートル当たり112,770円(坪当たり372,141円)。
予定価格の約97%〜98.3%で落札されており、理想的な入札といえよう。だが、坪当たりの工事単価が約34万円〜37万円とはかなり廉価である。一般の共同住宅(マンション)でも平均工事価格は60万円前後である。地上14階建て、延べ床面積約1万平方メートル前後
の物件では坪当たり70万円を超える。
建設工事費が低迷し、建設不況が十数年続いている。官庁工事は適正価格であったはずが、いつのまにか一般市況に大きく左右され、廉価傾向になっている。建設デフレの一翼を担っているとしか思われない。
受注された地元中堅ゼネコンは品質を維持し、かつ赤字を出さないで努力されるのでしょうが、建設予定価格の再考が必要である。
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