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新日本製鐵の3月決算は、売上高4兆2,800億円(前年比9.6%増)、経常利益5,800億円と絶好調である。同社は3月1日付で「最近の鉄鋼需要動向について」との調査レポート(13頁)を発表。その要旨を紹介する。
1. 世界経済動向(2007年度経済成長見通し)について
日本2.1%、米国2.9%、EU2.0%、ロシア6.5%、中国10.0%、
インド7.3%、ASEAN4.4%、ブラジル4.0%
(1) 07年世界経済成長見通しを4.9%
(2) 中国、インド等、発展途上国の高成長が直近の世界成長率を押し上げている
(3) 93〜02年の10年間の平均成長率は3.6%。03〜07年間は同4.9%
2. GDP成長と鋼材消費原単位の伸びについて
(1) 中国、インドの一人当たり鋼材消費は先進国に比して潜在的な成長余地は高い
(2) 台湾、韓国は輸出比率が高く、一人当たりの見掛け消費は台湾1,100キログラム、韓国900キログラム。先進国のEU406、米国378、日本648キログラムである。
(3) 中国の一人当たり粗鋼見掛け消費の推移は、90年59キログラム、95年83キログラム、00年109キログラム、05年264キログラムでこの15年で4.5倍に伸びている。
3. 07年の世界・アジア・中国の鋼材需要と10年の成長について
(1) 07年の世界鋼材需要は11億7,900万トン。10年は13億1,900万トン
(2) 07年のアジア6億6,100万トン。10年は7億5,600万トン
(3) 07年の中国4億1,300万トン。10年は4億8,900万トン
4. 06年の世界・アジア・中国の粗鋼生産量について
(1) 世界粗鋼生産量12億4,000万トン
(2) アジアは6億6,600万トン
(3) 中国は4億1,900万トン
5. 鋼材需要の構図について
中国、インド等をはじめとした中進国、発展途上国の成長によって、鋼材・厚板需要の増加が促進される。
その背景に、(1)インフラ整備(2)エネルギー関連需要増による建機、産機、鉄骨、パイプラインの増加(3)世界的な物流の増加による船舶需要の増加
このほか、厚板分野別需要動向、今後の建築需要動向、全国厚板需給動向と能力対策、東アジア主要ミル厚板現地円換算価格推移、市中鋼材取引価格を調査し、参考資料として日本の粗鋼生産推移、国内鋼材消費推移(普通鋼)、鉄鋼原料市況動向が添付。
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