QCC ニュース (2008年1月5日号)
 
     
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  あけましておめでとうございます。
本年もQCコンサルタントおよび同ホームページ、
「QCニュース」のご愛顧のほどお願い申し上げます。

平成20年元旦

 
     

<お知らせ>

東京都港区の建築会館ホール(日本建築学会)において
シンポジウム「建築基準法改正の影響を考える」を開催

 

 

 建築鉄骨構造技術支援協会(略称=SASST、会長=田中淳夫・東京電機大学教授)は2月2日、東京都港区の建築会館ホール(日本建築学会)においてシンポジウム「建築基準法改正の影響を考える」を開催する。
 昨年6月20日施行の建築基準法改正では、建築確認業務の遅延をはじめさまざまな問題が露呈し、景気後退など社会問題にまで発展している。同シンポジウムでは、建築鉄骨業界などへの影響と回復への整理・検証を行なう。内容と講演者は次の通り(敬称略)。

○開 催 日= 2月2日(土)午後1時開演〜5時終了
○聴 講 費= 会員2,000円、非会員4,000円
○定  員= 180名
○司  会= 青木 博文(横浜国立大学名誉教授)
○趣旨説明= 内田 三雄(日建設計コンストラクション)
○講  演= 【1】建築基準法改正の内容、枠組、タイムスケジュールについて
 小野田 吉純(国土交通省建築指導課)
  【2】建築基準法改正における建築確認側の問題点
 春原 匡利(東京建築検査機構)
  【3】建築基準法改正の構造設計者への影響
 加賀美 安男(日建設計)、古谷一美(フケタ設計)
  【4】建築基準法改正の施工に対する影響
 護 雅典(竹中工務店)
  【5】建築基準法改正の鉄骨製作に対する影響
 稲垣 孝光(綿半テクノス)、矢崎 敬昌(エム・ワン)
○討  論= 講師とフロアー
○ま と め= 田中 淳夫(東京電機大学教授)
   
*申込み先=同協会事務局宛てへファクスにて申込み
  045−441−1196(QCコンサルタント内)まで
SASSTホームページ=http://www.sasst.jpからも申込みできる

 

 
 
   
 
建築着工面積11月も前年同月比20.3%減で5ヵ月連続減
鉄骨量ではS造52万4800トン、SRC造3万5200トン
 

 

 国土交通省の建築着工統計による11月の建築着工面積は12,816,000平方メートル(前年同月比20.3%減)で7月以降連続5ヵ月の減少となった。このうち鉄骨造は5,248,000平方メートル(同10.3%減)で、鉄骨換算量では52万4,800トン。鉄骨鉄筋コンクリート造は704,000平方メートル(同3.8%増)の鉄骨換算量で3万5,200トン。S造、SRC造合計では56万トンとなり、7−10月対比で若干回復の兆しがうかがえた。
年度当初の鉄骨需要量を740−750万トンと予測していたが、改正建築基準法施行以降の建築着工面積の大幅な落ち込みから700万トンを割るものとおもわれる 。

S造・SRC造の200年1月−11月までの推移

 
 
   
 
日本の07年粗鋼生産は1億2000万トン
世界の生産量は13億トン超規模に拡大
 

 

 日本鉄鋼連盟が発表した11月の全国粗鋼生産量は前年同月比1.1%増の1,011万4,000トンと18ヵ月連続の前年比増となっている。このことは、造船、自動車、建機など製造業向けを中心とする好調な需要を背景に高炉メーカーの高水準な生産が続いているためである。
 1月−11月累計生産量では、前年同比3.4%増の1億0,981万1,000トンであり、通年(1−12月)予測では1億2,000万トンに届くことが確実となった。11月の炉別生産量では、転炉鋼が前年比2.1%増の747万4,000トン、電炉鋼が同1.7%減の267トン。電炉鋼は改正建築基準法施行の影響により、普通鋼電炉メーカーの減産などで、3ヵ月ぶりに減少した。
 鋼板類では最大のウエートを占める広幅帯鋼が同3.7%増の391万2,000トンと、18ヵ月連続の前年比増となった。また、厚板も同12.5%増の112万3,000トンと、13ヵ月連続で増加した。条鋼類では、H形鋼が同1.5%減の39万5,000トンと26ヵ月ぶりに減少した。改正建基法による影響が顕在化したためである。
 いずれにしても、この数年の鉄鋼生産量は、BRICsの急成長に伴い国際的な需要増となり、鋼種によっては入手が難しいことと鋼材価格が高値傾向にあることが、建築鉄骨業界にも深刻な問題になっている。       
 一方、世界の粗鋼生産をみると、国際鉄鋼協会(IISI)がまとめた11月の67ヵ国の粗鋼生産量は1億0,896万1,000トンと前年同月比4.0%増加した。1−11月の67ヵ国の累計生産量は、前年比7.7%増の12億1,092万トンで、通年(1−12月)予測では13億トン(同7.7%増)を上回る見通しとなった。
 11月の生産量では、BRICsの中の中国は3,969万1,000トンと9ヵ月ぶりに4,000万トン、前年同月比4.3%と2桁の伸びから大きく減速したものの、通年では4億8,850万トン(16%増)を超える規模で、世界の37.6%のシェアを占める。一方、中国以外の66ヵ国では3.5%増の傾向にある中で、フランス2.2%減、米国2.1%減と2ヵ国だけが減少している。
 おもな国の07年(1−12月)の予測は、フランス1,956万トン、ドイツ4,887万トン、3,188万トン、スペイン1,913万トン、英国1,443万トン、トルコ2,576万トン、ロシア7,209万トン、ウクライナ4,267万トン。
 カナダ1,635万トン、メキシコ1,724万トン、米国9,772万トン、ブラジル3,357万トン、中国4億8,854万トン、インド5,275万トン、日本1億1,979万トン、韓国5,114万トン、台湾2,043万トン。
 BRICs4カ国の合計では、6億4,695万トンで世界の49,8%と、ほぼ半分のシェアを占めている。