QCC ニュース (2008年4月5日号)
 
     
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建築着工面積2月も前年同月比15.0%減で6カ月連続減
鉄骨量ではS造43万2,000トン、SRC造1万1,600トン

 

 

 国土交通省の建築着工統計調査による2月の建築着工面積は11,267,000平方メートル(前年同月比15.0%減)で、昨年6月改正基準法施行後の7月以降連続8ヵ月の減少。2月のS造は4,220,000平方メートル(同16.9%減)で、鉄骨換算では42万2,000トン。SRC造は23,200平方メートル(同64.6%減)の同1万1,600トン。S造?SRC造の合計では42万3,600トン(前月比7.7%減)である。
 07年3月−08年2月のS造・SRC造の12ヵ月合計では634万1,750トンで、06年度の733万5,000トンに比べ約100万トンも減少している。このことは改正基準法の影響でなく、鋼材高騰による鉄骨建築の減少と見られている。したがって、今月末発表の3月調査結果で07年度の鉄骨実績が集計されるが、630万トン台が維持できるか疑問視されている。

S造・SRC造の2007年1月−12月までの推移

 
  国土交通省調べ  
 
   
 
ホンダワラ海藻からバイオエタノールやウランなど回収
三菱総研らが海洋バイオマス・シンポジウム開く
 

 

 わが国は、国土の約12倍の海洋(排他的経済水域)を有する海洋国である。海洋植物の海藻を利活用する研究構想が、三菱総合研究所、京都府立海洋センター、産業技術総合研究所らによって進められている。
 3月12日三菱総研で開催された第3回海洋バイオマス・シンポジウムにおいて、日本海で海藻を大量に養殖してバイオエタノールを得ると同時に、ウランやレアメタルなども海藻に濃縮させて回収する計画が明らかになった。三菱総研らは同構想を実現するため民間企業の参画を呼び掛け、コンソーシアムによる研究計画を発足する。
 石油の高騰から代替燃料として期待されるバイオエタノールは、トウモロコシやサトウキビなどの植物が原料になっているため、食料と燃料の競合になっていることから注目されている。
 養殖する海藻は繁殖力の強い「ホンダワラ」で、2メートル以上に育ち収穫しやすいことや二酸化炭素を吸収するため海洋浄化にもつながる理想的な資源でもある。さらに海藻には物質を濃縮して溜め込む能力があるため、これを利用してウランを濃縮するように品種改良すれば、分解後の廃液からウランが回収できるとしている。
 同研究構想では、日本海の中央に広がる浅瀬を活用し、年間6,500トンのホンダワラの養殖を考えている。遺伝子導入でウランの濃縮を強化すれば、年間1,950トンの回収でき、原子力発電所で使用するウランの約40%になるという。
 バイオマス・シンポジウムは、7月北海道・洞爺湖サミットに向けて、地球温暖化対策として海洋バイオマスの利活用への情報発信することを目的に行なわれた。資源に乏しいわが国はバイオエタノールの産出やウラン、レアメタルの回収ができれば、海洋資源活用国も夢ではない。

(参考文献:京都府立海洋センターPH、日刊工業新聞ニュース記事)

 
 
   
 
都内竣工の100m以上超高層ビル
08年度20棟、09年度15棟竣工予定
 

 

 東京都都市整備局がまとめた「高さ100メートル以上の大規模ビル建設状況(2000−09年度)」によると、都内に建つ100メートルを超える高層ビルの竣工は07年度に29棟が見込まれ、08年度に20棟、09年度に15棟の予定している。
 08、09年度竣工予定の高層ビルは下記の通り(物件名=高さ/延床面積)

【08年度竣工予定】
▽東池袋3丁目計画=107/1万7,300、▽ひぐらしの里中央地区再開発事業施設=153/5万2,800、▽学習研究社五反田新本社=119/2万7,800、▽赤坂2丁目計画=158/7万3,100、▽芝浦アイランドA3プロジェクト=167/9万7,000、▽霞ヶ関3丁目南地区再開発事業(中央合同庁舎7号館)=175/25万3,400、▽東京倶楽部ビルディング=156/15万3,600。
▽北青山プロジェクト=114/4万7,200、▽港南4丁目第3団地建替えプロジェクト=136/9万4,000、▽西新宿1丁目7地区計画=203/8万0,900 ▽丸の内1−1計画=178/18万0,600、▽北品川3丁目計画=119/2万6,000、▽金町6丁目地区再開発事業=138/7万9,500、▽豊洲3丁目地区8−3街区住棟計画=155/9万1,900。 
▽三田小山町東地区再開発事業=129/6万4,500、▽西新宿7丁目ビル計画=132/3万9,100、▽東雲T街区プロジェクト=140/5万3,200、▽有明1丁目計画=114/12万6,200、▽豊洲3丁目地区9−2街区計画=166/12万7,700、▽大手町1丁目地区再開発事業=172/23万5,800。 

【09年度竣工予定】
▽丸の内SF計画=170/19万1,600、▽富士見2丁目北部地区再開発事業=129/7万4,300、▽赤坂4丁目薬研坂南地区再開発事業=158/7万1,300、▽浜離宮計画=118/4万7,900、▽ひぐらしの里北地区再開発事業施設=139/4万2,600、▽大崎駅西口中地区再開発事業=128/12万9,000、▽西新宿6丁目西第6地区再開発事業=128/12万9,000。    
▽上目黒1丁目再開発事業B棟=164/6万6,000、▽晴海3丁目西地区A1街区=162/7万4,300、▽南千住西口駅前地区再開発事業=106/3万2,600、▽青葉台3丁目計画=144/5万5,700、▽豊洲3丁目地区8−4街区計画=149/9万9,800、▽東五反田2丁目第2地区再開発事業=149/9万9,800 ▽丸の内1丁目地区建替え計画=117/8万0,300、▽後楽2丁目西地区再開発事業=149/7万8,300。