|
国土交通省が2月27日に発表した建築物着工統計によると、09年1月の全建築物延べ床面積は10,480万平方メートルで前年同月比10.9%減少した。建築主別にみると、公共建築が510万平方メートル(同22.8%増)に対して、民間建築は9,971万平方メートル(同12.1%減)と民間需要が大きく減少した。
建築鉄骨の需要量では、S造42万2,300トン(前年同月比7.5%減)、SRC造1万3,950トン(同5.1%増)となり、鉄骨造合計では43万6,250トン(同7.1%減)と昨年11月に次ぐ減少となった。
08年4月−09年1月までの合計では512万8,150トン。月平均51万2,815トン。11月移行の40万トン台の推移で2−3月実績となれば、08年度換算では600万トン前後と予測されるが、未曾有の経済危機による大型プロジェクト(建築確認許可後の)相次ぐ工事中断・延期・中止によって実質減が大きいことから、今期最終値では600万トン割れになる公算が高い。
そうなれば1975年度以来実に33年ぶりの低水準まで落ち込むことになる。昨年度(改正建築基準法による)大幅減の642万5,000トン(前年比12.4%減)に次ぐ落ち込みは、建築鉄骨業界に深刻な事態を招いている。何らかの施策を講じることが急務である。
08年1月−09年1月の鉄骨需要量の推移

(国土交通省調べ) |