日本建築構造技術者協会は、「日中建築構造技術交流会」を日本と中国の建築構造分野の研究者の提案により、双方の構造技術者による技術交流と友好促進を目的として1993年に設立した民間交流組織である。
93年から15年にわたり、北京市・上海市・深?市・大連市・西安市・杭州市・重慶市と続き、そして再度の北京市での開催と、中国国内において8回の交流会を実施。さらに設立10周年の節目である第6回杭州市と第7回重慶市での開催後の翌年には、その第2次交流会を東京で開き、日中双方の懇親を深めた。
また、08年7月に「?川地震現地視察検討会」を被災地・成都市で開催し、同地震の被害に関する専門的な意見交換を行った。これらの技術交流会は日本と中国の専門家間の技術交流、相互理解と友情の架け橋となり、これまで双方から約2,000名が参加している。
第9回交流会は初めて東京で開催する。会議は、全体で行う基調講演と全体討論会を5会場に分かれて行い。テーマ討論会と学術報告会(15セッション)で構成されている。
このうち「日中両国における設計・改修の新基準に関する実施状況とその後の動向」のセッションでは、日中双方が同じ仕様の建物を日本と中国のそれぞれの基準によって試設計し、その結果を比較・検討するという新しい企画を予定している。いずれも討論の時間を十分に取るように計画しており、参加者の論文を募集している。
この15年間は世界中で大地震多発した時期で、日本と中国の国内外の建築構造技術は大いに発展を遂げた。今回の会議は、これからの日中交流会の在り方を示す第一歩になるよう双方に関心が深いテーマを選び、より一層高い水準、より有効な論文発表・討論とともに、これまでと変わらない技術交流が行われるよう企画している。
<日時・内容>
▽期 日 : 2010年9月17日(金)−18日(土)
▽会 場 : 日本大学理工学部1号館(東京都千代田区駿河台1−8−14)
▽参加登録費:30,000円
▽内 容 : 論文および討論意見のテーマ
1) 構造技術者の役割とあり方・安全・経済および地球環境問題
2) 新しい材料・システムを用いた超高層・大空間建築および基礎構造の設計・施工に関する実例
3) 免震・制振構造及び既存建物に対する改修・補強技術の設計・研究
4) 鋼・コンクリート他各種の構造に関する研究および応用
5) 日中両国における設計・改修の新基準に関する実施状況とその後の動向
6) 大地震動と建築物の終局耐震性
−?川地震(中国)、集集地震(台湾)、兵庫県南部地震と建物被害の考察−
<記>
▽出席の締切り : 2010年7月31日(150名の参加を予定)
▽本論文締切り : 2010年6月30日
▽本 論 文 : 使用言語は日本語、中国語または英語、10頁以内。
(論文中のアブストラクトは日本文、中国語論文の場合は英文、英語論文の場合は日本文)
▽発 表 形 式 : 口頭発表およびポスターセッションを予定。
▽参加について : 論文は出さなくても参加できますが、討論会への積極的な参加を希望。
▽申 込 み 先 : JSCA事務局、FAX03−3262−8486/eメール:info@jsca.or.jp
(申し込みの際は、氏名、勤務先、住所、TEL、FAX、E-mail を記入)
*JSCAホームページより転載 |